ガスバリア性とは、食品の包装に必要とされる品質を保持するための要求物性のひとつです。ガス透過度ともいわれ、ガスの透過しにくさのことを指し、包装内部の食品の劣化を防ぐための性質です。ガスバリア性を向上させるためには、様々な素材を貼り合わせた多層構成のフィルムにする必要があります。
脱酸素剤エージレスを使用した無酸素保存や真空パック保存を行う際には、気体の出入りを遮断する「ガスバリア袋」が欠かせません。
当社のチャック付袋は基本的に様々な材質を貼り合わせた多層フィルム構造です。アルミ袋はAL(アルミニウム箔)を使用しており、当社の袋の中で最もガスバリア性が高い袋です。袋の材質構成に「AL」が含まれている袋が対象です。
アルミニウムを真空で加熱蒸着させた微粒子を他のフィルム面に付着させたものがアルミ蒸着フィルムです。アルミタイプに比べ柔らかく、作業性がよい材質です。チャック付き袋の材質構成に「アルミ蒸着PET」が含まれている袋が対象です。
透明性を付与した蒸着フィルムとして、PETフィルムに酸化アルミを蒸着した無色透明のバリアフィルムがあります。中身を見せたい商品におすすめです。チャック袋の材質構成に「透明蒸着PET」が含まれている袋が対象です。
アルミと耐久性のあるナイロンフィルムを貼り合わせた多層フィルムの袋です。
ガスバリア性、防湿性、遮光性があります。
アルミタイプに比べ柔らかく、作業性がよい材質です。
中身を見せたい商品におすすめです。
パッケージ通販では50枚・100枚からの小ロットで販売しており、様々な種類サイズの袋を取り揃えています。
今回ご紹介した比較表は、当社商品内での対比であり、品質を保証するものではございません。また、お客様の使用条件により効果は異なります。ご注文前に、適性については無料サンプルにてご確認いただき、お客様のご判断・検証の上でご利用いただくようお願いします。